2019年10月に発行した日曜メルマガの一部をピックアップしてご紹介します。
ノウハウコレクター負のサイクル
今週のテーマは「ノウハウコレクター負のサイクル」です。
ノウハウコレクターとは投資教材を次から次へと買ってしまう人の事です。
私自身がそうだったので、新しいものを買いたくなる気持ちはよくわかります。
具体的にはこんな行動パターンになります。
<ノウハウコレクター負のサイクル>
1、新しい教材を買う
2、少し試してうまくいかない
3、勝てなく段々嫌になってくる
4、もっと稼げそうな教材を探す(聖杯を求めて)
気づいたときには教材に50〜100万円以上使っていた。
そんなケースも決して珍しくありません。
それでも勝てるようになればよいのですが、変わらず負け続けています。
そして魅力的な新しい教材が欲しくなるというまさに負のサイクルです。
ノウハウコレクターを抜け出すにはどうすればよいのでしょうか?
まず第一にトレードで楽に勝てる手法は存在しません。
新しい手法を自分のものにして利益を出すには最低でも500回以上の実戦が必要です。
ポイントは負のサイクルの2や3の壁にぶつかった時にあります。
勝っているトレーダーは努力して乗り越えようとします。
それは1週間や1ヶ月という短いものではありません。
半年、1年単位で努力してようやく勝てるようになります。
練習でうまくいかなくなると、、、
「もっと他に『簡単で』『確実な』方法があるんじゃないか?」
と迷走しだします。
でもそんなのはないんです。
ラクに稼げる手法なんてありません。
トレードに失敗やロスカットはつきものです。
そこを乗り越えるには結局努力しかないんですよね。
これはどんな手法でも共通しているように思います。
マイナスが出たから他の手法を探すのではなく、なぜマイナスが出たのかを振り返り次のトレードに生かす。
トレード力はそうやって磨かれていくものです。
一点集中でやり抜くことがよい結果を生む最短ルートになります。