テクニカル指標のボリンジャーバンドの設定から実戦での使い方を解説します。
ボリンジャーバンドの見方と使い方
ボリンジャーバンドとは3本の線によって、買われすぎか売られすぎかを簡単に判断できるテクニカル指標です。
株やFX、225先物など基本的にチャートがあるもについてはすべて設定することが可能です。
3本の線は上限線、中心線、下限線で期間の設定によって上下の幅は変わってきます。
ボリンジャーバンドの使い方ですが、上限線を上に抜けたら買われすぎなので売りを入れます。
逆に下限線を下に抜けたら売られすぎなので反発狙いの買いを入れます。
ボリンジャーバンドはレンジ相場で有効に機能する一方で、一方的なトレンド相場ではあまり役に立ちません。
テクニカル指標には強みと弱点が存在するので、そのときの相場に合うものを選んで使う必要があります。
ボリンジャーバンドの設定は?
ボリンジャーバンドは対象とする期間と範囲を入力すれば設定は完了です。
私が実際にトレードをするときは次のように設定しています。
【ボリンジャーバンドの推奨設定】
期間:25
範囲:±2σ
25本線を中心に上下に2σ(シグマ)という設定になります。
ちなみに2σの範囲内で株価が動く確率は95パーセントもあります。
つまり上限や下限を超える確率はわずか5パーセントしかありません。
一定の範囲内で行ったり来たりを繰り返すレンジ相場の場合には、ボリンジャーバンドの上限、下限を目安に売買するのはよい戦法です。
ただしレンジ相場からトレンド相場に移行する場合もあるので、そのときには早めのロスカットが大切になります。