225先物シストレで8年連続プラス成績を継続し、1600名のメルマガ読者を持つ筆者がシストレで勝つ人と負ける人の違いをズバリ指摘します。
シストレは本当に勝てるのか?
本題に入る前に、まずは大前提として“シストレは本当に勝てるのか?”という話から書いてみたいと思います。
結論から言うと、シストレは間違いなく勝てます。ただし優秀なソフトを使って、1年間サイン通りに売買を継続するという条件は付きます。
実際に私は2014年から2021年までシストレで8年連続プラス成績です。100万円からスタートした資金は10倍以上にまで増えました。
この話をするとよく驚かれるのですが、何も特別なことはしていません。ソフトの売買サインに従って毎日淡々とエントリー&決済を繰り返しただけです。
つまり誰でも勝てるんです。しかし実際には同じソフトを使っていても、勝ち組と負け組がはっきりと分かれます。なぜなのでしょうか?
実はそこにシストレで勝つための重大なヒントが隠されています。ここからは勝ち組と負け組の行動パターンの違いについて詳しく書いていきます。
勝ち組の行動パターン
〇ソフトのサイン通りに1年間売買を続ける
〇年度途中で枚数を変えない
〇証拠金に余裕を持たせる
〇目先の成績は重視しない
〇裁量はほとんど入れない
この5つはシストレで勝っているトレーダーに共通する代表的な特徴です。私の周りで、すべてに当てはまる人は例外なく成功しています。
もう1つ付け加えるならば距離感です。文字にすると伝わりにくいのですが、シストレで勝っている人ほどのめり込み過ぎずに上手に距離を置いています。
例えば連敗が続いて、値幅ベースで▲1000を超える損失が出たとします。そこからさらに連敗して▲1500になりました。
勝っている人はその状況でもルールを変えません。ソフトの売買サインに従って毎日淡々とエントリー&決済を繰り返します。
なぜならばシストレには不調期が必ずあることをきちんと理解しているからです。その備えとして証拠金を多めにしたり、年度途中で枚数を変えないという行動につながっていきます。
裁量についても大型連休前などの早めの決済を除いてはほとんど入れません。ソフトのサイン通りというのが勝ち組のベースになってきます。
負け組の行動パターン
●ソフトのサイン通りに売買しない
●直近の成績によってすぐに枚数を変える
●証拠金がすぐに足りなくなる
●目先の成績に一喜一憂する
●すぐに裁量を入れたがる
今度は負け組の特徴ですが、わかりやすく言えば勝ち組と正反対のことをします。調子が悪くなるとすぐに裁量を入れて、サイン通りに売買することをしません。
逆に調子が良いと、もっと利益が取れると思い枚数を増やしたがります。そのため証拠金に余裕がなく、追加で入金することもよくあります。
損失が続くと「ひどいソフトだ!」と散々文句を言って運用をやめます。そして、その後にソフトの成績がよくなると「最悪な時にやめてしまった」と1人で落ち込みます。
負け組の共通点は、ソフトの成績に一喜一憂して振り回されてしまうことにあります。少しでも成績をよくしようとサインの見送りや裁量を入れますが、それではシストレの意味がありません。
まとめ
勝ち組と負け組、それぞれの行動パターンを書いてきました。最も違う点を1つだけ挙げるとすれば「損失への備え」ではないかと思います。
1年間シストレを継続していれば、良い時期もあれば悪い時期も出てきます。悪い時期には連敗が続き、値幅ベースで▲1000を超える損失が出ることは決して珍しくありません。
損失への備えができていないと、ここで苦しくなり運用をやめてしまいます。シストレの勝ち組に入るためには事前に損失を考慮して無理のない運用プランを組むことが大切です。