「シストレと長期投資のどちらをやるべきですか?」というブログ読者様からの質問への回答を記事にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
シストレのメリットとデメリット
まずシストレですが、基本的にはシストレソフトが出すサイン通りに売買をしていきます。寄り付きでエントリーして大引けで決済するスタイルのものが主流です。
メリットは自分で売買判断をしなくてもよい点です。技術や経験に関係なく、同じソフトを使っている人は全員が同じ成績になります。
つまり優秀なソフトに出会えれば、まったくのトレード初心者でも1年目からプロトレーダーレベルの利益を出すことができるわけです。
私は2014年から約7年間アルゴス225というシストレソフトを使っていましたが、その間には100万円の元手が1000万円以上にもなりました(アルゴス225は残念ながら配信停止となりました)
デメリットとしては、連敗が続く時期がある点です。ドローダウン期と呼んだりしますが、シストレを続けていくと必ず不調期がやってきます。
常に勝てるわけではないとわかっていても、連敗が続くとメンタル的にかなり落ち込みます。シストレをやめてしまう理由で断トツの1位がドローダウンです。
ドローダウンが小さく、長く安定的に勝てるソフトに出会うことがシストレで勝つためのポイントです。逆によいソフトに出会えないとかなり苦しい戦いになります。
長期投資のメリットとデメリット
長期投資のメリットは1度購入したら基本的にほったらかしでよい点です。シストレのように毎日売買する必要はありませんし、場を見る頻度も少なくてすみます。
一方でシストレとは違い、自分の判断で売買をしなければなりません。そのため個人のスキル次第で最終的な成績に大きな差が出ます。
具体的には「いつ?」「何を?」「どうやって?」といった部分で優位性のあるルールでトレードを続けていけば、半自動的に資産は増えていきます。
また苦手な人が多いロスカットですが、長期投資の場合はやり方次第でする必要がなくなります。シストレのドローダウン期のストレスも抱えなくて済みます。
正しい勝ち方をきちんと学んでいれば、最もリスクが少なく安定して勝ちやすいのが長期投資と言えるでしょう。
逆に言えば、中途半端な知識でやろうとすると失敗しがちです。高値掴みをして塩漬けになってしまわないように注意が必要になります。
またある程度まとまった資金が必要になるので、少ない資金の人には取り組みにくい点も挙げておきます。
最終結論
短期的に利益を得たい人・・・シストレ
長期的に利益を得たい人・・・長期投資
どちらがよい悪いというよりは、目的に応じて選ぶのがよいと思います。また短期的な利益を得たい場合はスキャルピングも有効な手法です。
シストレやスキャルピングで資産を貯めてから長期投資を始めるパターンでもよいと思います。どちらもできるようになれば、資産増加スピードは加速します。
そのあたりも含めて、ぜひ自分に合うやり方を見つけてほしいと思います。勝利を目指して頑張っていきましょう。