シストレでサイン売買を行う際に、利益確定とロスカット設定を入れるべきかどうかについて記事にまとめてみました。
シストレの利益確定とロスカット設定
シストレをしていると「あそこで売っていれば利益が出たのに〜!」と思う場面がよくあります。利益確定ラインを設定しておき、途中決済をすることで確実に利益を確保できます。
ロスカットについても同様です。シストレを続けていると必ず大きなマイナスにぶつかる日がありますか、事前にロスカット設定を入れておくことで損失を限定できます。
このように利益確定やロスカット設定はいわゆる保険のような存在です。実際に設定を入れておくことで安心できるというメリットは確実にあると思います。
一方でデメリットも存在します。
利益確定ラインを設定すれば、利益を減らしてしまう可能性が出てきます。例えば大引け決済ならば+1000以上取れていたところを、+500にラインを設定していたので半分しか取れなかったようなケースです。
またロスカットの場合も、1度ロスカット値をタッチしたあとに巻き返すことも比較的よくあります。「ロスカットしないで大引け決済ならばプラスだった」というケースも決して珍しくありません。
まさに一長一短なのですが、個人的には利益確定とロスカット設定は”入れない方がよい“と考えています。その理由について詳しく書いていきます。
シストレの評価基準は年間成績
当ブログで配信している無料シストレ講座にも書きましたが、シストレソフトの評価基準は年間成績で行います。つまり1年間の通算成績で判断することになります。
どんなシストレソフトを使っていても、シストレを続けている限り不調期は避けられません。不調期には連敗が続き、成績が大きく落ち込むことになります。
それでも優秀なソフトであれば、年間成績ベースではかなりの高い確率でプラスになります。逆に言えば年間成績でマイナスになるようなソフトは使わない方がよいでしょう。
そしてここからが本題なのですが、私は過去に20種類以上のシストレソフトの成績を検証してきました。
その結果、年間成績ベースでは例外なく「利益確定・ロスカットなし」のパターンが最もよい数字を残しました。この傾向はおそらく今後も変わることはないでしょう。
目の前の利益や損失よりも、長期的な目線を持つことで利益を最大化することができます。もしよろしければ参考にされてみてください。