先日チャットワークのコミュニティで話題になったシストレに関するテーマについて記事にまとめてみました。もしよろしければ参考にされてみてください。
シストレで1番大切なのは★★★★
私が運営しているチャットワークの投資コミュニティ(無料)では、トレーダーたちが様々なテーマで参加メンバーとの交流を楽しんでいます。
その中の1つに「シストレで1番大切なこと」というのがありました。経験豊富なシステムトレーダーたちが議論を重ねた結果、最終的に全員の意見が一致しました。
それがメンタルです。私もシステムトレーダーの1人として全面的に共感します。
”シストレで大事なのはソフト選びなんじゃないの?”という指摘はあると思いますし、もちろんソフト選びは超重要です。
ただ仮によいソフトに巡り合えたとしても、そのソフトの価値に気付けなければ何も意味がありません。
実際にまったく同じソフトを使っているのに、Aさんは大幅なプラス。Bさんはマイナスになってシストレを引退ということがしばしば起こります。
その違いを生むのがメンタルなんです。この部分をもう少し掘り下げて解説します。
脱落してしまう人の共通点とは?
よく誤解されがちなのですが、シストレはいつも勝てるわけではありません。月間成績がマイナスになることもありますし、特大の連敗を食らってしまうこともあります。
以前にシストレソフトを購入してから1か月目、2か月目と連続でマイナス成績になってしまった人がいました。その人は嫌になってシストレをやめました。
ただそのソフトは1年間単位では12か月中9か月がプラス成績で、1年間続けていればミニ1枚でも20万円以上の利益を得ることができていました。
シストレで脱落してしまう人のパターンはほぼ決まっていて、一時的にマイナスが出たときに耐えられなくなったり怖くなったりしてやめてしまうというものです。
そもそもシストレソフトの価値は1年間を通じた年間成績で判断をします。短期的な成績だけで判断しようとすることに間違いがあります。
『マイナスが出てもサイン通りに売買を淡々と続けられるかどうか?』
勝敗を分ける分岐点ですが、大きなポイントになるのはメンタルになります。逆に言えば、メンタルが弱い人は生き残ることができません。
せっかくよいソフトに巡り合えても、メンタルが弱ければ続けられないというのがお分かり頂けたのではないかと思います。
メンタルコントロールのやり方
ではどのようにメンタルを鍛えていくかという話ですが、結論から書くと、もうこれは歯を食いしばりながら経験を積んでいくしかありません。
「途中でどれだけマイナスが出てもあっても1年間はやり抜く」という強い決意を持って1年間完走をする。それをすることで見えてくるものがあります。
シストレの不調期は経験豊富なシステムトレーダーにとってもきついものです。途中で挫折をしないためにも最初は少ない枚数から始めた方がよいと思います。
”勝つこともあれば負けることもあるのがシストレだ”と割り切ることも大事です。いちいちマイナスに反応しない、落ち込まないというのも大切な要素です。
始めるのは簡単でも続けるのが難しいのがシストレです。脱落してしまわないためにも、強い気持ちを持って取り組んでみてください。