デイリー225に悪い評判が広がっています。その理由を検証します。
山本和彦さんの最新作「デイリー225」
2016年9月、日経225先物のシステムトレードソフトとしてデイリー225が発売されました。
デイリー225を開発したのは山本和彦さんというシステムトレーダーです。
山本さんといえばシストレソフト「MAサイン」を世に送り出し、すばらしい成績を残しました。
シストレ業界では最も知名度がある開発者であり、彼のことを崇拝するソフト開発者は大勢います。
最新作のデイリー225もインフォカートの売り上げランキングで1位を獲得しました。
ところが肝心の成績がよくありません。ソフト発売後の成績は次のようになっています。
≪ソフト発売後の成績≫
9月 +300
10月 -530
11月 -830
12月 -240 (12/7時点)
合計 -1300
まさかの-1000オーバーです。ラージ1枚ならば130万円の損失になります。
参考までにソフト発売前の成績も書いておきます。
≪ソフト発売前の成績≫
1月 +1740
2月 +1030
3月 +1080
4月 +3010
5月 +1480
6月 +1110
7月 +1040
8月 +930
合計 +11420
ソフト発売後と発売前では成績にとてつもなく大きな違いがあります。
これはなぜなのでしょうか?
ここから先は厳しい事を書くので、山本さんファンの方は見ないでください。
テスト成績をあてにしてはいけない
実はソフト発売前と発売後の成績が違うケースというのはよくあります。
ソフトの開発者は当然ソフトを多く売ってお金を稼ぎたいと考えます。
では購入者側の視点でみたときに、ソフトを選ぶ基準は何でしょうか?
まず最初に見られるのはソフトの運用成績だと思います。
投資ですから利益を最優先に考えるのは当然の事と言えます。
ソフト販売者はそこを意識して、過去の成績としてとにかく大きな数字を出したがります。
デイリー225についても過去の成績をみて購入を決めた方も多いのではないでしょうか?
しかし実はソフト発売前の成績はあてになりません。
ソフト発売前の成績はバックテストやフォワードテストと呼び、開発者がデモトレードした結果になります。
あくまでもソフトを買わせたいための戦略に過ぎないのです。
デイリー225の過去成績をみたときに私は直感的に「危ないな」と感じていました。
特に4月の+3010というのは、通常シストレで運用している限りはありえない数字です。
悪い予感は的中してしまい、ソフト発売後の成績は今のところ大きなマイナスとなっています。
テスト成績をあてにしてしまうと痛い目に遭うという典型的なパターンです。
シストレソフトの選び方
はっきり書きますがここに引っかかってしまっているようでは、いつまでたっても勝ち組にはなれません。
なぜならばシストレソフトの選び方が根本的に間違っているからです。
システムトレードにおいてソフト選びは生命線であり、最も重要です。
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