日経225先物の寄り引けシステムトレードソフト「アルゴス225」について検証します。
アルゴス225とは?
アルゴス225はフィデリア投資顧問が開発したシステムトレードソフトです。
寄りでエントリーして引けで決済を入れるスタイルなので場を見る必要がなく、忙しいサラリーマンでも運用が可能です。
アルゴス225はシストレソフトですが、売買サインがメールで送られてきます。
自分でソフトを起動してサインチェックをする必要がないので、この点もサラリーマンに向いています。
またアメリカの大統領選挙など値動きが激しくなりそうなときには、リスクを避けるためにエントリーを見送ります。
このあたりもメール配信型ならではの特徴と言えそうです。
アルゴス225の成績は?
2013年 +6940
セールスページを見るとこの数字に目が行きますが、これを鵜呑みにするのはよくありません。
アルゴス225が発売されたのは2014年7月です。つまりこの数字はソフトが発売される前の成績になります。
アルゴス225に限らず、ソフト販売者はソフト発売前の成績を意図的によく見せてくる傾向にあります。
それを信じて購入すると、購入後に大負けする事態になりかねません。
シストレソフトの評価を検証する際には、ソフト発売後の成績に注目します。
アルゴス225のソフト発売後の成績を検証
※詳しい月別成績はこちらから見れます。
3年連続でのプラス成績。この安定感はかなり魅力的です。
システムトレードソフトは相場状況によって得意、不得意が分かれるものです。
例えばトレンドが出ているときには強いけど、ボックス相場になるとまったくダメだったりします。
アルゴス225は3年間連続で勝ち続けています。これはどんな相場にも適応できる事を証明しています。
一方で“爆発力”という点では物足りなさを感じます。
2014年に実運用成績で+6190という数字を叩き出した、MAサイン225初代版と比較するとよくわかるかと思います。
ただMAサイン225初代版は翌年の年間成績が+410でしたから、安定感ならばアルゴス225に分があるといったところでしょうか。
月間マイナスのワーストがー460と守備力に優れている点も、運用する側からすれば安心できそうです。
ネックとなってきそうなのは料金です。
月額1万円払う価値はある?
アルゴス225のソフト使用料は月額10800円です。
買い切り型ではないので、毎月料金が発生します。
年間にすると約13万円ですからかなり大きな出費になってきそうです。
ミニ1枚の運用で仮定すると、ソフトの使用料を回収するには+1300という数字が必要になります。
これだとかなり苦しくなるので、アルゴス225を使うならばミニ3枚以上で運用した方がよさそうです。
この条件さえクリアできればきちんとした実績がありますので、月額1万円払う価値は十分にあると私は思います。
無料や安物ソフトを使って資金を減らすよりも、優秀なソフトで資産運用した方が遥かに効率がよいからです。
もう一つ注意点があります。
アクティブ派の人には不向き
アルゴス225の成績ブログを見ると、毎日の収支が掲載されています。
ブログを見てもらえばわかるのですが1ヶ月に売買サインが出るのは、平均で5回程度です。
つまり月の半分以上は見送りであり、毎日アクティブに運用したい人には向いていません。
長期目線でじっくりと資産を増やしたい人に向いています。
爆発力重視か、安定力重視かで判断が分かれるソフトと言えるでしょう。
ほかのシストレソフトとの併用という形でもよいと思います。
その際には爆発力があるタイプのソフトを選ぶようにすると、組み合わせ的にはベストです。
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