ブログ読者の方から株のシステムトレードに関する相談を最近よく受けます。特に多いのがシストレソフトの中で最も売れているイザナミですが、私は推奨していません。その理由についてまとめていきます。
株のシストレは勝てない?
まずは大前提として、株のシストレは勝てるのか?勝てないのか?について見解を書いておきます。結論としては「やり方次第では勝てる」というのが正直なところです。
株のシストレソフトは自分で条件を組み合わせて、ストラテジー(売買ルール)を作るものが多いです。つまり作る人の力量によって成績に差が出てきます。
バックテスト機能がついているシストレソフトは資産推移が見られるようになっています。なかには右肩上がりのものもあり、爆発的に資産が増えるイメージを抱きがちです。
しかしそれはあくまでもテストに過ぎません。いざ運用を開始すると思うようにいかず、資産を減らしてしまうリスクもあることは念頭に置いておかなければなりません。
それでもストラテジーに優位性があれば、年利ベースで平均10%前後の利益を得る事は可能です。それを実現するためには優秀なシストレソフトを選ぶ必要があります。
株のシストレソフトの中では「イザナミ」がNO1評価を得ています。そのほか「シストレ魂」「システムトレードの達人」なども人気です。
イザナミは私も購入して使用した事があります。そのうえで書きますが、イザナミを含め株のシストレソフトはおすすめしません。ここからはその理由を書いていきます。
イザナミが高評価でも推奨できない理由
1、ハイリスク場面でも勝負してしまう
相場は予測できない動きをする場合があります。イベント時などには日経平均が1000円近く上下することも珍しくありません。
このような場面では本来シストレを仕掛けるべきではありません。うまくいけば大きな利益が出ますが、逆に動いた場合は大きな損失が出てしまいます。
イザナミに限らず株のシストレソフトはストラテジーに合致した時にエントリーをします。状況を見て臨機応変にエントリーを見送ることはできません。
2、投資初心者にはハードルが高い
イザナミの価格は162000円。株の教材はFXや225先物と比べると非常に高額です。昔から存在する高額な会費を取る投資顧問の存在が、影響を及ぼしているのだと思います。
もう1つ注意しなければならないのは、イザナミを買ったらすぐに稼げるわけではないことです。そこから優秀なストラテジーを自分で生み出さなければなりません。この作業は投資初心者にはハードルが高いです。
他人が作成したストラテジーを購入しようとすると、さらに追加費用がかかってきます。雪だるま式にお金だけがかかってしまうわけですね。このような背景を考えると、初心者がイザナミを買うのはおすすめできません。
3、空売りできない銘柄がある
株のシストレでは買いだけではなく売りも絡めながら、資産を増やしていきます。株で売りから入るためには信用口座を開設する必要があります。
信用口座を持っていても、空売りができない銘柄はあります。その場合、ソフトのサイン通りに売買できなくなってしまい運用成績にも影響が出てしまいます
シストレをやるならば日経225先物!
ここまでを整理します。株のシストレには3つの欠点がありました。
1、ハイリスク場面でも勝負してしまう
2、投資初心者にはハードルが高い
3、空売りできない銘柄がある。
これらはイザナミに限らず、株のシストレソフトすべてにほぼ該当しています。株のシストレがうまくいかないと悩んでいる人が多いのは、当然のこととも言えます。
私はこれまでに株、FX、225先物の各ジャンルでシストレに挑戦してきました。その中で最も長く安定的に勝ち続けやすいと感じたのは225先物でした。
225先物は日経平均株価の上下を予測してトレードします。銘柄は日経平均先物のみで、株のように1000以上の銘柄があるわけではありません。空売り規制もないので、いつでも自由に売ることができます。
現在使っているシストレソフトは毎朝メールでサインが送られてきます。ハイリスク場面では勝負せずに見送りのサインを出します。そのときの相場を見て臨機応変にエントリー判断をしてくれるので安心です。
イザナミは自分でストラテジーを組む必要がありましたが、現在行っている225先物シストレはすでに完成されたシステムを使います。私がやっているのは朝メールを見て、サイン通りに売買をしているだけです。
225先物シストレの詳しいやり方や、現在私が使用しているシストレソフトについては「シストレ7日間必勝講座」にて公開しています。メールアドレスだけで無料で登録できますので、もしよろしければ参考にしてみて下さい。
シストレ歴は5年になりますが、資産100万円からスタートして現在は800万円ほどに増えました。年利は平均で40%前後を実現しています。
シストレは正しいやり方さえ覚えれば必ず勝てるようになります。正直株だけでは苦しいので、視野を広げてみる事をおすすめします。