2020年2月 日曜メルマガまとめ

2020年2月に発行した日曜メルマガの一部をピックアップしてご紹介します。今月は2/2に配信した1月相場の振り返りと2月の展望をご紹介します。

1月相場の振り返り

 

1月後半は新型肺炎の話題で世界中が持ちきりになりました。
中国から始まった新型コロナウイルスの拡大はマーケットにとって悪材料です。

 

肺炎が広がると、人々は感染防止のため外出を控えるようになります。
すると物を買う人が減り、消費が大幅に落ち込みます。

 

とはいえすべての消費が落ち込むわけでありません。
トイレットペーパーなどの生活用品などは逆に飛ぶように売れます。

 

その代わり家や車、家具といった高価なモノが売れません。
買い手側の心理としては、何も非常時に買いたいとは思いませんよね。

 

会社や工場が休みになれば生産活動自体がストップします。
企業業績に影響が出てしまうのは避けられません。

 

ポイントはどれだけ早い段階で拡大を防げるか。
そこにかかっています。

 

アメリカNYダウは新型肺炎のニュースを受けて29000ドル割れ。
過熱感があったので、今のところはちょうどよい調整とも受け取れます。

 

アメリカが下げるときは日本もしっかりと下げます。
1/30には節目となる23000円を割り込むなど、連動安になりました。

 

2月の相場展望

 

まずは新型肺炎についての展望です。
恐怖感を煽るような報道が加速しており、しばらくは弱い動きが続きそうです。

 

ただ過去に発生したSARSなどの感染症は例外なく終息しています。
終息後は下げた株価を戻す動きになっているのも共通点です。

 

2020相場展望レポートにも書きましたが、今年はレンジ相場が濃厚。
夏以降に控える重大イベントを控えて、下げた場面では押し目買いが入りそうです。

 

イメージとしては2月前半のうちは下目線。
後半にかけて「底打ち⇒反発」の展開を想定しています。

 

日経平均は23000円をあっさり割り込んでいます。
下は22500円・22000円割れまで視野に入れておくべきでしょう。

 

買いは下げ止まりをしっかりと確認できたあとで考えます。
中途半端な位置で買い下がるのは危険ですので気をつけて下さい。

 

特に最近の相場は一方的な動きが目立っています。
上げも下げもテクニカルを無視した極端な動きになりがちです。

 

従って逆に動いたときのポジション継続には要注意です。
そのまま保有していると大きな負けにつながってしまいます。

 

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