暴落相場、リバウンド相場などボラティリティが高い局面でのシストレの運用方法について記事にまとめてみました。
シストレには怖い暴落相場
新型コロナウイルス拡大により、上下に値動きが激しい相場が続いています。1日の値幅が1000円を超えるような日も珍しくありません。
シストレをするには怖い相場です。暴落のあとにはリバウンドがありますし、買うにも売りにも方向性を間違えると大きな損失が出てしまうからです。
シストレで勝つための基本的な考え方は、優秀なソフトを使って1年間サイン通りに売買を続けることです。これまで私はそれだけで1000万円以上の利益を出してきました。
しかし、ボラが高い場面でサイン売買に徹するのは簡単にできる事ではありません。ミニ1枚でも5万円や10万円負けることが多く、メンタルを維持するのが大変だからです。
そこで私が取り入れているやり方を中心に3つの対処法について、ご紹介していきます。
ボラが高い時の3つのシストレ対処法
1、安定型のソフトをメインにする
これは対処法というよりは、シストレで勝つための基本的な考え方になります。シストレソフトには安定型と爆発型があります。
私が長年メインで使用している安定型のシストレソフトは、今回の暴落相場ではほとんどが見送りサインでした。2月に3回、3月に1回というエントリーで+320という数字を獲得しています。
メインソフトには実運用成績で6年連続年間プラスという実績があるので、月間成績の浮き沈みは気にならなくなってきます。これまでの貯金もあるので、シンプルに年間成績でマイナスになるまでは続けるという戦略が取れます。
シストレにはこのような心の余裕がとても重要です。毎日売買サインが出る爆発型のソフトと比べると大勝ちは見込めませんが、1年間を通じて安定してプラス成績を残してくれます。
安定型のソフトであれば、ボラが高い相場でもいつも通りに運用することができます。シストレはソフト選びが最も重要になります。
2、相場が落ち着くまでは見送る
1に関連することですが、相場が落ち着くまではサインが出てもエントリーしないのは1つの方法です。
シストレがストレスになって日中何も手につかなくなるのは本末転倒ですし、メンタル面の負担を軽減するにはトレードしないのが一番です。
ただその場合、損失だけではなく得られるはずだった利益も失うことになります。そこは割り切って考える必要が出てきます。
3、爆発型ソフトに上限ルールを設定する
毎日売買サインが出るような爆発型ソフトでシストレをする場合、自分で利益上限ルールを決めて運用するという手があります。
具体的には+500や+1000など月間利益目標を事前に決めておき、目標に到達した時点でその月のシストレ運用をストップします。
いわゆる勝ち逃げ作戦ですが、ボラが高い相場では非常に有効です。せっかく得た利益を失うとダメージは大きいので、欲張らずにハイボラ相場のよいところだけを取る戦略になります。
まとめ
ボラが高い時の3つのシストレ対処法をご紹介しました。身を守るのは自分にしかできない事なので、メンタルをやられないように自分に合うものを取り入れてもらえるとよいかと思います。
またボラが高い相場ではデイトレやスキャルピングが有利になりますので、シストレと併せてそちらにも取り組んでみるとよいかと思います。
新型コロナウイルスはまだまだ終息する気配を見せません。リスク管理を万全にしながら、大負けしないように立ち回っていきましょう。