「見送り」サインが多いシストレソフトは、長く安定的に勝ち続けやすいという特徴があります。その理由について記事にまとめました。
なぜ「見送り」サインがあるの?
寄り引けタイプのシストレソフトが出す売買サインは、「買い」「売り」「見送り」の3通りしかありません。
見送りサインが出る頻度についてはソフトによって様々で、まったく出ないタイプもあれば月の半分以上が見送りのタイプもあります。
そもそもなぜ見送りサインは出るのでしょうか?答えを簡単に書くとすれば値動きの判断がつかないからです。
シストレソフトは決して万能ではありません。人間と同じでどちらに動くか分からない場合だってあります。
そんなときの選択肢としては少しでも可能性が高い方で勝負するか、見送りサインを出すかの2択になります。エントリーサインが出る回数がソフトによって違うのはそのためです。
見送りサインはリスク回避ができるメリットがある一方で、トレードチャンスが減ってしまうデメリットもあります。このあたりは人によって意見が分かれる部分です。
ただ私の経験からすれば、見送りサインが多いソフトの方が長く安定的に勝ち続けることができています。ここからはその理由について詳しく書いていきます。
見送りが多い方がよい理由とは?
まずシストレの売買サインは、ソフトに組み込まれたロジックに基づいて生み出されています。これはどのソフトでも変わりません。
次に相場を大きく分けると、トレンドとレンジがあります。例えば強い上昇トレンドが発生しているときは、過熱感があってもさらに値を上げていく場合も多いです。
一方でレンジの場合は過熱感が出てくると、下落する場合が多いです。レンジ内を行ったり来たりする方向性がない動きになります。
トレンド相場とレンジ相場。残念ながら両方に対応できるシストレソフトは存在しません。トレンド相場に強いソフト、レンジ相場に強いソフトのどちらかになります。
そこで役に立つのが「見送り」サインです。トレンドフォロー型のソフトならば、直近の値動きがレンジ傾向であればエントリーを見送ることでリスクを回避できます。
シストレソフトには買い切り型とメール配信型がありますが、より信頼度が高いのはメール配信型です。相場が大きく動きそうな重要イベント前には、臨機応変に見送りサインが出せるからです。
少しでも不安がある場合にはエントリーを見送り、本当に自信がある日だけ勝負する。そうすれば勝率は高くなり、大負けするリスクも抑えることができます。
エントリー回数が多いほど稼げると思いがちですが、それはあくまでも勝てた場合の話です。負けた時のリスクを考慮すると、見送りサインが多い方が安心できます。
メンタル的にも見送りはあった方がよい
私は過去に毎日サインが出るシストレソフトを使っていたことがあります。ゆっくりとトレードの振り返りをする暇もなく、流れ作業のように慌ただしく売買を繰り返していました。
1週間すべて負け続けて5連敗という散々な結果もありました。そのときはすごくきつくて、エントリーすれば資産が減っていくという状況にシストレをやめたくなりました。
ほかにも3か月連続のマイナス成績で合計▲3000の損失を出したり、1日に▲800など散々たる武勇伝を無駄に持っています(泣)
そこからシストレのことを勉強して、現在は4年連続でプラス成績を維持しています。ありがたいことにシストレで得た利益は700万円以上になりました。
その大きな要因が「見送り」です。現在私がメインで使っているソフトは月に数回しか売買サインが出ません。あとはすべて見送りです。
シストレを長く続けていきたいならば、見送りが多くドローダウンが少ないソフトを選ぶのがよいと思います。目先の成績に目が向かいがちですが、メンタル面も考慮して判断してみて下さい。
なお私が使っているソフトについては、「シストレ7日間必勝講座」にて詳しい情報を公開してます。そちらも合わせて参考にしてみて下さい。